Intel Celeron Nシリーズの実力は?

毎日更新! 新モデルも即反映 最終更新日時:2022/01/20 16:13
【特集記事】
当サイトでも非常に人気の高い5万円以下低価格帯のノートパソコン。
採用CPUの主流のひとつ『Intel Celeron N3150/N3160/N3350/N3450/N4000/N4100』シリーズ。
同価格帯に採用の3215U/3855U/3865Uもふまえて、そのモデルナンバーによる性能の違いや、気になりどころの「どこまで出来るのか?」を解説。お勧めモデルもご紹介します。

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モデルナンバーによる性能差
現行、主に流通しているのは「Braswell」世代 N3150/N3160と、「Apollo Lake」世代のN3350/N3450、そして最新となる「Gemini Lake」世代のN4000/N4100 の6モデル。
これらCPUのモデルナンバーによる違いは何か? を仕様で見比べてみたいと思います。

N3450 / N3160 / N3150仕様
モデル名 Celeron N4100(最新) Celeron N3450 Celeron N3160
世代 Gemini Lake Appllo Lake Braswell
コア数 4 4 4
スレッド数 4 4 4
ベースクロック 1.1GHz 1.1GHz 1.6GHz
バーストクロック 2.4GHz 2.2GHz 2.24GHz
L2キャッシュ 4MB 2MB 2MB
GPU Intel UHD Graphics 600 Intel HD Graphics 500 Intel HD Graphics 400
GPUクロック 200MHz 200MHz 320MHz
GPUバーストクロック 700MHz 700MHz 640MHz
最大メモリ 8G 8G 8G
TDP 6W 6W 6W
6CPUの中で、上位モデル側に相当するのはN4000/N3450/N3160の3モデル。下位3モデルとの差異はCPUコア数です。
CPUコア数が上昇する事で、「並列処理できる処理数」も上昇しパフォーマンスUPが期待できます。
N3160→N3450のモデルチェンジでではCPU/GPUベースクロックの引き下げによる低消費電力化を図る一方、GPUバーストクロックを60MHz上乗せしてグラフィック性能の向上を実現しています。
N3450→N4100の最新モデルではL2キャッシュの4MB化、バーストクロックの上乗せを行い、これまでのモデルチェンジでは大きく変化のなかったスコアを 大幅に引き上げるパフォーマンス向上 を実現しています。

N4100 / N3350 / N3060
モデル名 Celeron N4000 Celeron N3350 Celeron N3060
世代 Gemini Lake Appllo Lake Braswell
コア数 2 2 2
スレッド数 2 2 2
ベースクロック 1.1GHz 1.1GHz 1.6GHz
バーストクロック 2.6GHz 2.4GHz 2.48GHz
L2キャッシュ 4MB 2MB 2MB
GPU Intel UHD Graphics 600 Intel HD Graphics 500 Intel HD Graphics 400
GPUクロック 200MHz 200MHz 320MHz
GPUバーストクロック 650MHz 650MHz 640MHz
最大メモリ 8G 8G 8G
TDP 6W 6W 6W
下位モデルの変更点も上位モデルと同様、バーストクロックの微増を経てベースクロックの引き下げによる低消費電力化の流れをたどっています。

続いて、Nシリーズ以外に同価格帯で採用の多い Celeron Uシリーズ を見てみます。

3855U / 3125U仕様
モデル名 Celeron 3865U Celeron 3855U Celeron 3125U
世代 Kaby Lake Skylake Broadwell
コア数 2 2 2
スレッド数 2 2 2
ベースクロック 1.8GHz 1.6GHz 1.7GHz
L2キャッシュ 2MB 2MB 2MB
GPU Intel HD 610 Graphics Intel HD 510 Graphics 第8世代 Intel HD Graphics
GPUクロック 300MHz 300MHz 300MHz
GPUバーストクロック 900MHz 900MHz 850MHz
最大メモリ 32G 32G 16G
TDP 15W 15W 15W
Nシリーズとの違いの大きなポイントは 消費電力を示すTDP です。
Uシリーズは極省電力モデルのNシリーズと比較すると2倍以上で、CPUの性能を向上させその分消費電力があがったモデルと言えると思います。

【それぞれの性能差は?】
※著名ベンチマークサイトのスコア(当サイト集計)
Celeron N4100
2150
Celeron 3865U
1750
Celeron 3215U
1701
Celeron N3450
1620
Celeron N3160
1600
Celeron 3855U
1487
Celeron N4000
1400
Celeron N3350
1190
Celeron N3150
1180

Uシリーズと上位Nシリーズはおおよそ似たような分布になっていますが、コア数分の並列処理能力もスコアには加味されていますので、4コアと同等スコアをマークするUシリーズの方がコアあたりの単純処理能力は上、と考えることができます。

Nシリーズのグラフではスペック通り、コア数差に従う形で、上位と下位モデルでのベンチマークスコアの差異が出ていることがわかります。
また、新旧モデルにおいても、クロック数の上昇分等の恩恵によってスコアに差異があります。
ただし、 Nシリーズの実際の使用においてはどのモデルでもそれほど変わりの無い 使用感となるはずです。
低スペックよりにあたるこのグレードのノートパソコンがターゲットとする処理では
2コアで十分な場合が多数を占め、4コアの並列処理能力を生かせるシーンが少ないためです。
4コア、新モデルクロックアップは、高負荷処理に対する「伸びしろ」の部分で
限界に達するまでの猶予が増えるというイメージです。

スコアから見えてくるのは低価格帯の気軽に手に入れられるノートパソコンの立ち位置として
Nシリーズ採用ノートは省電力、駆動時間の長い・軽量化可能な軽快に取回すモバイルユース向け 利用。
Uシリーズ採用ノートは駆動時間が若干短くなる分、お手軽なホームユース向け利用。
に適したノートパソコンであると言えます。
どこまで出来る? と使用感
Celeron N シリーズはどのような利用用途まで耐えうるCPUなのでしょうか?
評価としては以下の通りです。

・Officeやメール等のアプリケーション利用 : 快適
・Webブラウジング : なかなか快適
・Youtube等の高画質動画視聴 : (再生環境を選ぶが)快適
・軽い3Dゲーム等 : 難しい

Office利用に加えてメールやWebブラジング、といった 普段使いの利用用途であれば、全てを快適 にこなすだけのパフォーマンスを持っています。
また、従来この価格帯のCeleron搭載機では諦め気味にならざるを得なかった動画再生についても、GPUチップの動画再生支援機能によりほぼ コマ落ち無しの動画再生が可能 となっているのが大きなポイントです。

参考 : パソコン工房より公開の「N3050搭載機」のレビュー動画
【Officeの利用】

Office利用においてはストレスを一切感じさせない利用が期待できます。

【Webブラウジング】

画像やアニメーションが多様されているページでは若干固まるケースもありますがスムーズな閲覧が可能です。

【動画再生】

Youtube動画再生では再生ブラウザを選ぶ部分もありますが、従来のこのクラスでは考えられなかったレベルでのスムースな動画再生が可能です。
なお、サイト管理人利用の実機「N3160」搭載ノートでは再生バッファを多めに設定する事で、 VLC Playerを利用し、WiFi経由でmpeg2-tsレベルの動画をスムーズに再生 できています。


それぞれの動画は、最下位モデルCeleron 「N3050 (1.6GHz 2コア)」のものですので、上位モデルについてはそれぞれ「若干の」パフォーマンス向上が期待できますが、前途の通りガクガクになるまでの猶予が少し増えるだけ。
もしくはストレスなく同時に起動できるアプリケーションが増えるだけ。のイメージを持つのが正解です。
選び方 - おすすめのモデルは?
利用感で大差はなくても、より余裕のある新モデル、より多いコアの上位モデルのほうが最適解であることには違いありません。
価格差、 デザインや、仕様構成におけるメリットがなければまずは上位モデルから検討に入るのが良いでしょう。
構成面で一点だけお勧めしたいのが、予算感で可能な範囲ならばストレージにSSD・eMMC採用のモデルを選択するという点です。

Celeronは日常利用で快適とは言え、やはり上位CPUに比べれば非力なCPUですので、データの読み書きや、起動、最終的にすべての処理時間に直結するストレージの高速化を図ることでストレスを感じる機会を減らすことができます。
また、5万円以下程度の価格を目安としている場合、Core i3下位モデルも視野に入れると選択肢が広がります。

【5万円以下の低価格ノート PC検索.jp おすすめのモデルはこちら!】
価格(税込)CPUGPU
(グラフィックス)
メモリHDDSSD
eMMC
モニタ
解像度
光学
ドライブ
重量駆動時間
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価格(税込) CPU GPU
(グラフィックス)
メモリ HDD SSD
eMMC
モニタ
解像度
光学
ドライブ
重量 駆動時間
掲載情報
最低値
66,308円

Core i5-8200Y

Intel UHD 615
240GB

10.1インチ

1920×1080

0.8kg 4.0時間
掲載情報
最高値
407,528円

Core i7-8750H

GeForce RTX 2070
32GB 512GB

15.6インチ

3840×2160

2.5kg 13.0時間
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